
浄化槽Q&A
浄化槽とは何ですか?
下水道の通っていない地域に設置されている、トイレの排水+生活排水をきれいな水に浄化する設備です。
下水道に流れ込まないので、下水道料金はかかりませんが、浄化槽をメンテナンスする必要があります。

浄化槽維持管理は何をしていますか?必要ですか?
水をきれいに出来ているか管理(保守点検・清掃)をしています。適切に行われないと、汚水が流れだしたり悪臭がしたり生活環境を悪くしてしまいます。
保守点検:機械が正常に動いているか、水の流れが正常であるかを見たり、消毒剤の補給など。
清掃:分解後の残った汚泥を引き抜いて、きれいな水と入れ替えます。
浄化槽の法定検査は何をしていますか?必要ですか?
維持管理が適正に行われているか、浄化槽が機能しているかを見られています。(浄化槽法 第7条、第11条)
検査内容や目的が違いますので、保守点検を受けていても法定検査を受けなければなりません。
詳しい内容は長崎県浄化槽協会へお問い合わせください。
点検記録表(維持管理記録票)や清掃記録表というのは?
保守点検の結果や清掃の記録が書かれていて、3年間の保存義務があります。
法定検査の時に検査員の方へ提示しないといけませんが、法定検査用には再発行しておりませんのでお手元に保管ください。
トイレ・台所・風呂場・洗濯洗剤はどのようなものを使用して良いですか?
市販の中性洗剤、弱酸性、弱アルカリ性の洗剤をたくさん使わず、
メーカーの指示量を守っていただければ問題ありません。塩素系は避けた方が良いです。
強い洗剤を多く使うと浄化槽内の微生物が死に、浄化槽の機能が弱まります。
浄化槽から音がする。
ブロワーという機械で空気を送り込んでいるため、音がするのが正常な状態です。
ブロワーに何か触れてうるさい場合もありますが、周りに何もないのに音が大きかったり、
逆に無音の場合は壊れている可能性もあります。保守点検業者へご連絡ください。
浄化槽が臭い。
浄化槽は全くの無臭ではありません。耐えられないくらい強い臭気があったり、
強い臭気がずっと続くようでしたら、保守点検業者へご連絡ください。