事業案内

浄化槽点検・清掃

浄化槽は水中の微生物によって水をきれいにする仕組みで、この機能を維持・水質を担保するために、浄化槽の種類や大きさによって、保守点検と清掃を実施することが法律によって義務付けられています。浄化槽点検と清掃の回数は浄化槽の種類や大きさによって異なります。(最低、年間3回の保守点検と年間1回の清掃)

保守点検:機器を利用し水質の測定・検査を行います。水質維持に必要な消毒剤や周辺機器(ブロワー、モーター等)の状況の確認を行い、必要に応じて補給・補修を行います。

清掃:浄化槽利用に伴い蓄積された汚泥等をバキュームで引き抜きます。浄化槽内部に汚泥等が蓄積することで機能が損なわれ、悪臭を放ち、浄化槽から溢れ出したり、浄化槽の故障の原因となる場合があります。

下水道保守運用
(清掃、更生、カメラチェック)

下水管路清掃業務

下水管の流れを維持するため、高圧水を用いて洗浄を行います。生活排水等が流れ込む下水管には油脂の付着や、植物の根等の侵入、土砂の堆積等、流れを阻害する原因があります。先端部分につけたノズルを原因に応じて適切なものに換装することで、様々な状況に対応します。

テレビカメラ調査

特殊カメラを利用し、管路内の画像を確認し、異常がないか調査を行います。管路カメラをコントロールする特殊車両内で画像をみながら、その場で管路の状態をシステムに登録していきます。

管路更生工事

テレビカメラ調査等により確認された下水管の異常を修復する更生作業です。下水管は腐食・自然災害・経年劣化等により劣化、破損しており、漏水の原因となります。掘り起こして新しいものを埋設するのではなく、内側から特殊な素材で補強し、掘削せず更生することで、新管と同等の性能を持つ状態へと回復させます。また、近年の下水管は腐食劣化、耐震に対する性能も高くなっています。
(対応工法:EX工法、ダンビー工法、MLR工法、3SIPC工法)

上下水道施設維持管理

上水道施設維持管理業務

安心、安全な水を提供するため、水道施設の運転状態を監視し、維持するために必要な維持管理を行います。水の流量やpH、設備の温度や電圧等を日々確認し、適切な状態にするため必要に応じて機器を操作します。これにより、異常が見られた場合早期に発見し、対策を行います。また、老朽化による事故などを防止するため、運転設備の診断、点検も定期的に行い、安定的な水の供給に寄与します。

下水道施設維持管理業務

下水処理場施設及びポンプ場の汚水処理施設の運転、管理を行います。水道施設の運転状態を監視し、維持するために必要な維持管理を行います。流入してきた汚水の運転設備の状況を日々数値で管理することで最適な状況を維持し、異常が見られた場合、早期に対策を行うことで未然に事故、環境汚染を防ぎます。また、日々記録している情報を今後の計画や、効率的な修繕・改築にフィードバックすることで、ストックマネジメントの維持管理を起点としたマネジメントサイクルの確立に寄与します。

し尿汲み取り

バキュームカーを使用し、ご家庭の汲み取り式トイレ、イベント・公園の仮設トイレ等のし尿の収集運搬を行います。

ごみ収集
(一般廃棄物、産業廃棄物収集運搬)

家庭や事業所で排出されたゴミの収集運搬を行います。廃棄物は大きく分けて一般廃棄物と産業廃棄物に分けられ、事業活動によって生じた廃棄物のうち、規定された20種類の廃棄物を産業廃棄物、それ以外を一般廃棄物に分類します。 (佐世保市はグリストラップのみ)

グリストラップ清掃

グリストラップの清掃と、作業に伴って排出された廃棄物の収集・運搬を行います。グリストラップとは飲食店において、下水に放出する際の基準値を満たすために設置が必要となるもので、定期的に(通常1~3か月に一度程度ですが、使い方によって異なります)トラップ内に溜まるゴミや、油脂等の清掃を行う必要があります。排出された廃棄物は産業廃棄物扱いとなるため、許可業者によって回収廃棄する必要があります。

その他

大型施設や船舶の大規模タンク清掃作業等、環境・水に関わる業務様々な業務に対応します。不明点等あればお気軽にご連絡ください。(例:発電所構内での灰引きおよびスラリー吸引作業、大型艦船の各種タンク清掃、河川およびため池等の浚渫作業等)